1. 曖昧な表現や感性の具体化
「おしゃれ」「インパクト」「シンプル」といった抽象的な言葉を、共通の認識に落とし込むためのアプローチを考える。
■若い人向けでおしゃれなデザインにして欲しい

「若い人向けでおしゃれに」:
具体的なサイトやブランドの例を挙げてもらい、共通の「具体例」を見つけることでイメージの解像度を上げることができる。
■もっとインパクトのあるデザインにしたい

「もっとインパクトを」:
見た人にどんな「行動」や「印象」を持ってほしいのか、あるいはユーザーに一番記憶に残してほしい「強み」は何かを問い、優先順位を明確にする。
■もっとシンプルにして欲しい

「もっとシンプルに」:
「伝わりやすいこと」をシンプルさの目的とし、ユーザーがサイトに来た際に「これだけは達成してほしいゴール(CVポイント)」を明確にする
2. クライアントの要望が不明確、または過剰な場合
■デザインはお任せします、
プロの方にお願いしているので
「プロにお任せ」:
デザインではなく「ビジネス上の達成目的」を確認する。
また、逆に「絶対に避けたい方向性」や「他社で嫌いなデザイン」を聞き出すことで、許容範囲(境界線)を引く。

■盛り込みたいことが沢山ある場合
「あれもこれも入れたい」:
ユーザーに最も伝えたいことを一つだけ選んでもらう、あるいは「1分しか時間がないユーザーに何を真っ先に飛び込ませたいか」を問うことで、情報の優先順位(情報設計の軸)を整理。


こちらから提案していく
優先順位を提案
3. 現状の不満や制約への対処
「なんとなく違う」という違和感や、納期などの無理な条件への対応。
- 「何かがダメな気がするが、わからない」:
言葉で表すとどんな「理想の状態」になるのかを聞くと同時に、周囲から「期待通りにいっていない」と感じる具体的なエピソードを聞き出し、課題を言語化させます。


「とにかく1週間で(短納期)」:
納期の背景にあるイベントなどを確認し、期限までに「最低限これだけは公開すべき機能」を特定します。その上で、段階的なリリース(フェーズ分け)を提案し、現実的なスコープへ誘導。


4. 競合との差別化の特定
- 他社と比較された際の強み:
「目立つ」ことではなく、「なぜお客様が自社を選ぶのか」「他社に絶対に負けない理由は何か」を明確にすることで、デザインで表現すべき独自の切り口を見つける。

まとめ
今日はクライアントに対して聞き上手になることで曖昧な言葉を具体化し、デザインや情報設計の確かな軸を作る方法を学びました。
クライアントの方向性があいまいな場合、ヒアリングしていくことで抽象度を下げていき形にしていく、このプロセスの大切さを学びました。
また、言葉の選び方もとても大切だと実感しました。